【 ブログ 】歯周病の原因「プラーク」って何?🦷
「歯周病の原因はプラークです」と聞いたことはありませんか?
でも、そもそも プラークって何なの? と思われる方も多いかもしれません。
今回は、プラークの正体や歯周病との関係、そして毎日のケアの大切さについて詳しく解説していきます。
プラークとは?
プラークとは、歯の表面に付着する 白色または黄白色の粘着性のかたまり です。
実はこれ、ただの食べかすではなく、数百種類もの細菌とその代謝産物からなる集団なのです。
専門的には「デンタルプラーク(歯垢)」と呼ばれ、さらに構造的には「バイオフィルム」と表現されます。
バイオフィルムとは、水回りのヌメリなどと同じように、細菌たちが集まって作る強固な膜のこと。
そのため、うがい薬などの薬品だけでは簡単に落とすことができません。
プラークが歯周病を引き起こす理由
プラークの中に潜む細菌は、歯ぐきや歯を支える骨に炎症を起こす毒素を出します。
これが進行すると 歯肉炎 → 歯周炎 → 歯を失うリスク へとつながっていきます。
実際、日本では成人の約8割が歯周病にかかっているといわれるほど、とても身近な病気です。
「痛みが出にくい」こともあり、気づかないうちに進行してしまうのが怖いところです。
プラークはどうやって落とすの?
では、強固に歯に付着しているプラークをどうやって除去すればいいのでしょうか?
答えはシンプルで、毎日の歯みがきとフロスなどの補助清掃具の活用です。
薬だけに頼ってもプラークは落ちません。
歯ブラシの毛先をしっかり歯と歯ぐきの境目に当てて、小刻みに磨くことが重要です。
それでも、歯と歯の間や奥歯の溝などはどうしても磨き残しが出てしまいます。
そこで定期的な歯科医院での プロのクリーニング(PMTC) がとても効果的です。
プラークをためない生活習慣も大切
プラークのコントロールには、生活習慣も大きく関係します。
✔ 甘いものや間食のとりすぎは細菌のエサに
✔ 喫煙は歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病を悪化させやすい
✔ ストレスや睡眠不足も免疫力を下げて影響を及ぼす
こうした生活習慣を整えることも、健康な歯と歯ぐきを守るために大切です。
まとめ
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プラーク=歯に付着した細菌のかたまり(バイオフィルム)
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薬だけでは除去できず、歯ブラシ・フロスでの物理的な清掃が必要
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放置すると歯周病が進行し、最終的には歯を失うことも
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定期的な歯科医院でのメンテナンスが予防のカギ
健康で白い歯と笑顔を守るために、毎日のケア+歯科医院でのチェックを習慣にしましょう😊
引用:日本歯周病学会より(https://www.perio.jp/qa/cause/)
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