インプラントにかかる費用は主に下記の6つの項目によって算出されています。
みなさんのかかりつけの歯科医院からお見積を提示された際の参考にしてみてください。

 


① 診査・診断


インプラント治療をする時に必要な検査と、治療方針の決定をします。

◾️インプラント相談
料金も含めたインプラント全般の相談を患者さんとします。

◾️診断用ステント
エックス線写真に歯の形を写り込ませるために用意する入れ歯のような器具です。

◾️血液検査
インプラントに影響する病気がないか調べます。

◾️歯周病細菌検査
インプラントに影響する歯周病菌が口の中にいないか調べます。

◾️エックス線検査(パノラマX線写真)
顎全体の状態をエックス線で検査します。

◾️エックス線検査(CT)
顎の骨の状態を三次元的に検査します。

 


インプラント手術


インプラントを埋める手術とインプラントの頭の部分を出す手術があります。

◾️インプラント埋入手術
インプラントを顎の骨の中に埋め込む手術です。

◾️追加本数
いっぺんに2本以上のインプラントを埋める時の2本目以降の料金です。

◾️インプラント2次手術
インプラントの頭の部分を歯肉の上に出す手術です。

 


③ 診査・診断


骨の量が足りなくてインプラントが難しいときに、付随的に行う処置です。

◾️上顎洞底挙上術
上顎の骨の高さが足りない時に内部の空洞に骨を足して高さを確保します。

◾️顎堤増大術
骨の高さや幅が足りない時に他から切り取った骨を継ぎ足して補います。

◾️ソケットリフト
上顎の骨の高さが少し足りない時にインプラントを埋める穴の先に骨を足します。

◾️スプリット
顎の骨が細い時にスリットを入れて骨を広げます。

◾️自家骨採取(口腔内から)
顎の骨の一部を切り取って足りないところに加えます。

◾️自家骨採取(頸骨から)
足のすねの骨を一部切り取って足りないところに加えます。

◾️自家骨採取(腸骨から)
腰の骨からすくいとった海綿状の骨を足りないところに使います。

◾️骨移植
骨の足りないところに骨を足すこと全般をいいます。

◾️GBR メンブレン
足した骨を保護するために被せる膜です。

 


④ 手術関連処置


インプラントの手術をする時にオプションで用いる器具や処置です。

◾️サージカルガイド
インプラントをいい位置に埋められるようにドリルの方向や深さを誘導する器具です。

◾️静脈麻酔
手術をする時にストレスを感じずにリラックスできるよう静脈に薬を入れます。

◾️歯肉の形成術
粘膜の移植などを行ってインプラントのまわりの歯肉を整えます。

 


⑤ 上部構造


インプラントに取り付ける歯の部分です。

◾️プロビジョナルクラウン
最終的な歯を入れる前に咬み心地や見映えを試すための仮歯です。

◾️アバットメント
インプラントと歯をつなぐ連結部のパーツです。

◾️最終上部構造
インプラントに取り付ける最終的な歯です。

◾️審美加算
映えを良くするために使われる材料や技術の加算料金です。

◾️ポンティック
ブリッジ型の上部構造でインプラントの支えがないところに使う歯の部分です。

◾️インプラントオーバーデンチャー
インプラントを支えに使う取り外し式の入れ歯です 。

 


⑥メンテナンスに関わるもの


インプラントの上部構造が入ったあとに歯科医院で行うメンテナンスです。

◾️咬合や清掃のチェック
歯科医が咬み合わせや歯の汚れ具合をチェックします。

◾️PMTC
歯科衛生士が専門的に歯の汚れを落とします。

◾️上部構造をはずした清掃
上部構造を取り外して汚れを徹底的に落とします。

 

 

 

引用:日本口腔インプラント学会より(https://www.shika-implant.org)


医療法人きしもと歯科医院

トップページ

Instagram @kishimotodc

 

医療法人きしもと歯科医院